チームビルディングは企業理念よりブランド構築

ビジネスとネイタル

「ネイタル」「ネイタルメンター」の商標登録でお世話になった、にじいろ特許事務所の潮崎先生(F)と、今日は大変有益な話をさせていただきました。潮崎先生は弁理士先生で、何万という商標登録に携わっています。
「ブランドは、社長の思いが詰まったもの」と、ネイタルFらしく、ブランドを「物言わぬセールスマン」として育てることが理想だと言ってました。

私は個人事業主の方を含めれば数十の理念策定の経験がありますが、今日、潮崎先生と話をしていて、もう、理念作りはやめようかと思いました。
理念を作って社員をそこに向かわせるより、ブランドを構築した方がよほどチームビルディング、従業員教育には効果があると思ったからです。

企業理念を作るのは、二つの明確な問題があります。

一つは、「企業理念とはこうあるべき」というのが世の中にあります。

  • 世の中にとって良い
  • 地域にとって良い
  • 顧客にとって良い
  • 社員にとって良い

などです。
で、こういう綺麗事を並べた企業理念を持っていても、そもそも社長がそう思っていないから反復しないし、伝えないし、形骸化されている場合がほとんどです。で、

「理念が浸透しない」

となるわけです。

ネイタルを基に理念を作ると、朝礼で言えるし、本当に会社をそうさせたいと思うようなものができあがります。社員に対しても遠慮が無くなります。
しかし、ここでもう一つの問題が出てきます。
それは、社長のネイタルで表現された理念を、社員は自分のネイタルに合わせて落とし込むという作業を1on1や面談などでする必要があるのです。しかしこの作業はかなり高度な技術が必要です(そこがうちとしては商機なのですが)。

ブランド構築はこの二つの課題を見事にクリアーしています。

企業理念は「研修に行ったらコレとコレとコレを入れた方が良いといわれて、こんな風になりました」というように、社長の魂レベルまで行ってないのがほとんどです。それでも「これが良い」と思い込んでいるので無難なものができあがります。

しかし、ブランドは違います。

ブランドは社長自身にこだわりがあります。「コレじゃなきゃ嫌だ!」というのがあります。誰からの押しつけもない、自由に、自分勝手に決められます。だから、魂そのものなのです。

また、ブランドは形がありません。

だから、解釈は社員それぞれが自由にできます。社長のネイタルと自分のネイタルの違いを埋める必要がありません。社長から押しつけられもしません。社員自らブランド価値を高めたり、ブランドに誇りを持ったりするのです。
全社員が(違うやり方、違う思いで)自社ブランドの方向を向いているのです。企業理念だとそうはいきません。そっぽを向いている人も出て来ます。

企業理念より、ブランド構築

だれからも押しつけられず、魂を込める。
自分の役割を果たすことでブランド価値を高める、ブランドに誇りを持つ。

これがネイタルの考え方と合致しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました